TOPへ

健康診断で
異常があった方へ

健康診断後に数値の
異常を指摘された方は
ご相談ください

勤め先や自治体の健康診断などでは、その検査結果がお手元に届きます。すべての項目が正常であれば何よりですが、数値の異常を指摘されることもあります。
「数値の異常=病気」だとは限りませんが、なぜそのような異常な数値が出たのかを調べるために、経過観察や再検査、精密検査が必要になります。また、ただちに治療が必要なケースもあります。つまり、「異常なし」でない限り、何らかの対応が必要になるのです。
生活習慣病をはじめとする病気の早期発見・早期治療のためにも、検査項目の一部であっても数値の異常があった場合には、一度当院にご相談ください。

このような方は要注意です

このような方は要注意です
  • 健康診断で数値の異常を指摘された
  • 「要再検査」「要精密検査」「要治療」の指導を受けた
  • 「要経過観察」だったが定期的な受診をしていない
  • 「症状はないから」と再検査や精密検査を受けていない
  • そもそも健康診断の結果を見ていない
  • 前回の健康診断の結果を覚えていない

健康診断は、結果を受けて正しく対応してこそ意味があります。「どう対応したらいいのか分からない」という場合にも、検査結果をお持ちになって、お気軽に上野会クリニックにご相談ください。

健康診断で
数値の異常を指摘されやすい・引っかかりやすい項目

健康診断では、血糖値や血圧など、様々な項目についての検査結果が得られます。
特に異常を指摘されやすい・引っかかりやすい項目についてご紹介して参ります。

血糖値が高い(HbA1cが高い)

血糖値とは、血液中のブドウ糖の濃度を指します。そしてHbA1cとは、過去1~2カ月間の血糖値が反映されたものです。血糖値はその日の食事の影響を受けることもあるため、HbA1cとあわせて見ることが大切です。
これらの数値が高いという場合には、糖尿病や糖尿病予備軍であることが疑われます。放置していると、ほとんど無症状のまま進行します。高血糖の状態が長い期間続くと体の細い血管が障害されて血流が悪くなり特に細い血管が障害集中している場所(眼・腎臓・神経)の合併症が起こります。
なお、糖尿病の9割以上が生活習慣の乱れを主な原因とする「2型糖尿病」です。

血圧が高い

血圧とは、心臓のポンプ機能によって送り出された血流が血管の壁を内側から押す力を指します。健診時で測定した血圧が140/90mmHg以上である場合に、高血圧症と診断されます。
常に圧力を受けた血管にはだんだんとダメージが蓄積されていきます。また心臓にも負担がかかります。結果、動脈硬化の進行や心筋梗塞、脳卒中のリスクが高まるということになります。
高血圧は、進行してもほとんど自覚症状がありません。異常を指摘された場合には、必ずその指示(再検査・精密検査・治療)に従いましょう。

コレステロール値が高い

LDLコレステロール(悪玉コレステロール)や中性脂肪の値が高すぎる、あるいはHDLコレステロール(善玉コレステロール)の値が低すぎる場合には、脂質異常症と診断されます。
一般的な正常値は、LDLコレステロール値が140mg/dl未満、中性脂肪が150mg/dl未満、HDLコレステロール値が40mg/dl以上とされています。
脂質異常症は、糖尿病や高血圧症と同様に自覚症状に乏しく、気づかないうちに進行します。脂質が血管の内側にたまっていき、動脈硬化を進行させ、心筋梗塞・脳卒中のリスクが高まります。

尿酸値が高い

尿酸値とは、血中の尿酸の値です。そして尿酸値が異常に高まった状態が、高尿酸血症です。高尿酸血症の段階では無症状ですが、放置していると心筋梗塞などのリスク因子となります。やがて足の関節などで尿酸が結晶化すると、激しい炎症・痛みが引き起こされます。これが、痛風発作です。
痛風発作を繰り返すうちに、その間隔が短くなり、また痛みも強くなります。

肝臓の数値が高い

ビリルビン・AST(GOT)・ALT(GPT)・γGTP・ALPの値が高すぎる、あるいはアルブミンの値が低すぎるといった場合には、肝臓の機能低下が疑われます。
アルコールの飲み過ぎやウイルス感染、薬の副作用などが疑われます。より詳しい血液検査、超音波(エコー)検査、腹部CT検査などにより、原因を突き止めます。

膵臓の数値が高い

血液検査でアミラーゼやリパーゼの値が異常を示した場合には、膵臓に何らかの異常が起こっている可能性があります。
アミラーゼ、リパーゼはどちらも膵臓から分泌される消化酵素であり、十二指腸で脂肪を分解する役割を果たしています。膵臓疾患はほとんど症状が見られない一方で、放置していると命にかかわる事態に陥ることもあります。異常を指摘された場合には、必ず指示に従って再検査・精密検査・治療を受けるようにしてください。

貧血

貧血の主な原因は、鉄分の不足です。特に女性にとっては身近な症状であるため放置されがちですが、体内での出血によって貧血になっていることもあります。出血を伴う疾患には、胃・十二指腸潰瘍、胃がん、大腸がん、子宮筋腫などが挙げられます。

尿検査が陽性(+)・
血が混じる

尿検査で「+(プラス)」という判定が出た場合には、尿たんぱく陽性であることを意味します。疑われる疾患としては、尿道炎、結石、膀胱炎などが挙げられます。妊婦さんの場合には、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)の可能性も考えます。
尿潜血陽性、つまり尿に血液が混じっている場合には、腎臓・尿の通り道で何らかの異常が起こっている可能性を疑います。背景にがんが隠れていることもあります。

便潜血検査で陽性(+)
血が混じる

便潜血検査で陽性であった場合には、便に血が混じっていたということであり、消化管からの出血、痔などが疑われます。具体的な疾患としては、大腸がん、大腸ポリープ、炎症性腸疾患、胃・十二指腸潰瘍、胃がん、食道がんなどが挙げられます。
必ず、精密検査として内視鏡検査を受けるようにしてください。当院では、胃カメラ(内視鏡)検査・大腸カメラ(内視鏡)検査、大腸3D-CT検査に対応しています。

心電図で異常

心電図検査では、心臓の発する電気信号を波形として検出・記録します。不整脈、狭心症、心筋梗塞、心肥大などの早期発見に役立ちます。
当院では、24時間の心電図を記録できる世界最小の装置をご用意しております。身につけて普段通りに1日を過ごしていただければ、診察室での検査では得られない情報が得られ、より正確な診断ができます。

胸部レントゲンで異常

胸部レントゲンで異常を指摘された場合には、気管や肺、心臓や甲状腺などの疾患を疑う必要があります。
肺がんや甲状腺がん、心肥大、結核、COPDなどの重大な病気が見つかるきっかけになることもあるため、必ず医師の指示に従い、再検査や精密検査、あるいは必要に応じた治療を受けるようにしてください。
なお当院では、精密検査としてCT検査を行うことができます。

 

健康診断の再検査を
受けないとどうなるの?

健康診断の再検査を受けないとどうなるの?健康診断で「要再検査」などの判定が出た場合には、必ずその指示に従うようにしましょう。要再検査、あるいは要精密検査になったからといって、必ず何かの病気である、と決まったわけではありません。しかし、実際に重大な疾患の早期発見、そして早期治療につながるケースも少なくないのです。再検査や要精密検査、あるいは要治療といった指示には、必ず従うようにしましょう。
なお企業様においては、従業員の方に対する安全配慮義務があります。たとえば健康診断で何らかのリスクが認められていたにもかかわらず、必要な対応をとらずにいずれ発症した場合、たとえ本人の意志で再検査・精密検査を受けていなかったとしても、安全配慮義務違反、そして損害賠償責任の発生につながる可能性があります。