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脇の下が痛い

脇の下がズキンと痛い…
しこりがある?ない?

脇の下がズキンと痛い…しこりがある?ない?脇の下に痛みがある、しこりがある、あるいはその両方があるという場合、その原因には様々なものが考えられます。
中には、乳がんなどの疾患を原因として生じる痛み・しこりもあります。

脇の下が痛む場合の原因と
考えられる病気

副乳によるもの

哺乳類の一部は、二対以上の乳房を持っています。お母さん豚のおっぱいに、何匹もの子豚が飛びついている映像などをご覧になったことのある方も多いでしょう。
ヒトも、胎児のときには複数の乳腺の素(もと)を持っていますが、その後通常は消失します。しかし、中には「副乳」として残ることがあります。脇の下に副乳が残ると、ホルモンバランスが変化した時などに痛むことがあります。なお、ごく稀なケースではありますが、副乳でも乳がんが発生することがあるため、注意が必要です。

腋窩リンパ節のウイルス・
細菌感染

脇の下を通る「腋窩リンパ節」が腫れ、しこりとして自覚されるケースです。腫れの原因としては、ウイルス・細菌の感染、乳がんの転移、ワクチン接種後の副反応などが挙げられます。
特に、ウイルス・細菌に感染して腋窩リンパ節が腫れた場合には、痛みを伴うことが多くなります。

乳がん

乳がんの症状の1つに、脇の下の痛みが挙げられます。
それ以外の症状としては、乳房のしこり、乳房の皮膚のただれや凸凹、乳頭分泌などがあります。

乳がんについて
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皮膚・神経などの感染や
腫れ(粉瘤など)

皮膚の内側にできた袋状の構造物に角質・皮脂がたまってできる粉瘤、毛穴の詰まりを原因とする細菌感染などによって、脇の下の痛みが生じることがあります。
当院では、粉瘤の日帰り手術に対応しております。

粉瘤の日帰り手術
について詳しくはこちら

脇の下にしこりがある場合
の原因と考えられる病気

リンパ節の腫れ

脇の下を通る腋窩リンパ節が腫れると、しこりとして自覚されることがあります。
乳がんや細菌・ウイルス感染、ワクチンの副反応などが疑われます。

副乳の発達

副乳は、女性全体の5~10%くらいの方に認められます。この副乳に、ホルモンバランスが変化するタイミングで腫れや痛みを伴うことがあります。
基本的に治療は不要ですが、症状にお悩みでしたら一度上野会クリニックにご相談ください。

乳がん

乳がんが腋窩リンパ節に転移した場合には、脇の下にしこりや痛みを伴うことがあります。
乳腺に発生したがんよりも進行のスピードが早いため、注意が必要です。

乳がんについて
詳しくはこちら

悪性リンパ腫

悪性リンパ腫とは、血液のがんの一種です。
その初期症状として、脇の下、口、足などのリンパ節でしこりができることがあります。なお、痛みは通常ありません。

 

粉瘤・脂肪種

皮膚の内側にできた袋状の構造物に皮脂や角質が溜まる粉瘤や、脂肪のかたまりである脂肪腫も、脇の下にしこりを生じさせることがあります。

粉瘤の日帰り手術
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脇の下にしこりがなくても
乳がんの可能性はある?

脇の下にしこりがなくても乳がんの可能性はある?乳がんによって、脇の下にしこりが生じることがあります。腋窩リンパ節へのがんの転移によるものです。ただ、脇の下にしこりがなくても、乳がんという可能性はあります。
乳房も脇の下も、日ごろからチェックをしておき、しこりや痛みなどに気づいた時、なんとなくでも「いつもと違う」と感じた時には、お早めに上野会クリニックにご相談ください。

乳腺外科について
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脇の下が痛む・しこりが
ある方は当院で
マンモグラフィ検査を

脇の下が痛む・しこりがある方は当院でマンモグラフィ検査を脇の下が痛む、しこりがあるという場合、ホルモンバランスの変化などが影響していることもあるため、「がんだったらどうしよう」と過度に心配する必要はありません。
しかし、がんなどの病気であるという可能性も否定できません。乳房や脇の下などのセルフチェックは大切なことですが、異変に気づいた時には自己判断で済ませるのではなく、必ず医師の診察を受けましょう。
上野会クリニックでは、必要に応じてマンモグラフィ検査、超音波(エコー)検査などを行い、がんとの鑑別、および正確な診断に努めております。少しでもがんの可能性が残る場合には、細胞や組織を採取して病理検査を行うこともできます。 どうぞ、お気軽にご相談ください。