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シワ

シワって何?

皮膚の表層に生じる細い筋目がシワです。肌の深層にある真皮層で皮膚の弾力性を保つエラスチンやコラーゲンが不足し、変性することで生じます。 皮膚の弾力がなくなるとたるみやシワが生じ、加齢によって肌も老化することで次第にシワが深くなり、際立つようになります。
また、シワは、「表皮性」と「真皮性」の2タイプに大別されます。

表皮性

「表皮性」のシワは、水分不足や新陳代謝(ターンオーバー)の低下が原因で生じる浅いものです。

真皮性

「真皮性」のシワは、皮膚の奥深くでハリを維持するコラーゲンが不足することが原因で生じる深いものです。

シワの種類

小ジワ・乾燥シワ・
ちりめんジワ

小ジワ・乾燥シワ・ちりめんジワ どのタイプも表層で生じる微細なものです。
加齢によって肌の潤いや保水力が落ちることで、肌が乾燥して微細なシワが生じます。
特に、口元や目元の皮膚は薄く皮脂が分泌されづらいため、乾燥してシワが生じやすいとされています。
また、アトピー体質の方は肌が敏感で炎症が起こりやすいため、防御機能が落ちて肌の水分量が低下し、乾燥による小さなシワが生じるようになります。

深いシワ
(ほうれい線など)

深いシワ(ほうれい線など) 皮膚の奥深くの深層でできるシワのことです。
真皮層のエラスチンやコラーゲンが減少し、肌のハリや弾力がなくなることで生じます。

たるみシワ

たるみシワ 運動不足による皮下脂肪の増加、筋力の低下、紫外線などによって皮膚がたるみ、シワが生じます。
また、肌のハリを維持するエラスチンやコラーゲンが加齢によって不足すると、肌が重力に逆らえず、深いたるみやシワが生じます。

表情ジワ

表情ジワ 怒ったり笑ったりする動作を繰り返すと、表情筋という筋肉が緊張(収縮)することで、目尻、眉間、額、口元などにシワができます。
もともとは一過性のものですが、加齢によって表情を戻してもシワが消えづらくなります。
また、肌の乾燥によってさらにシワができやすくなるため、注意が必要です。

しぼみジワ

しぼみジワ ゴルゴラインやほうれい線などの表情筋の動きとは関係なくできるタイプのシワです。
加齢に伴う皮下脂肪の大きな減少、肌のハリや弾力の低下が原因となり得ます。

シワが増える原因は何?

紫外線

紫外線が真皮まで届くと、エラスチン、コラーゲン、線維芽細胞がダメージを受け、肌がたるんでシワができます。

乾燥

乾燥することで肌の防御機能が落ちると、紫外線による影響が大きくなり、シワができやすくなります。

加齢

加齢に伴い皮膚が薄くなることで、ターンオーバーの鈍化、エラスチン、コラーゲン、ヒアルロン酸の不足、筋力低下によって、シワができやすくなります。

ストレス

大きなストレスを感じて分泌されるホルモンによって、肌のターンオーバーの鈍化、防御機能の低下が起こり、肌荒れ、シワ、たるみに繋がります。

生活習慣の乱れ

運動不足、睡眠不足、栄養バランスが整っていない食事によって、コラーゲン産生の減少、ターンオーバーの鈍化が起こり、シミやシワができます。

シワをなくす方法は?当院の治療法

フォトフェイシャル
(イーロスプラス)

イーロスプラス(フォトフェイシャル)イーロスプラス(e-Plus)という最先端の治療機器は、RF(高周波)とフォトフェイシャルのIPL(光エネルギー)を複合したものです。シミやたるみの改善、美肌、赤ら顔、毛穴や小ジワの改善に有効とされています。

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ダーマペン

ダーマペンダーマペンは、肌に小さな穴を開けて自然治癒を促進することで、たるみや小ジワの改善によって肌が若返ることが期待できます。また、線維芽細胞の増殖を促す成長因子を含む美容成分を穴から注入することで、美肌効果がさらに高まります。

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エレクトロポレーション

エレクトロポレ ーションエレクトロポレーションの最新機器であるケアシスは、イオン導入の20倍程度の浸透力を持つ美容成分を肌に注入することができます。
また、従来の超音波導入やイオン導入といったスキンケア機器では注入することができなかった大きな分子量の美容成分も、針を使用せずに注入することが可能です。

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プラセンタ注射

プラセンタ注射プラセンタとは、胎盤で生成される胎児の成長に欠かせない様々な栄養素を含む成分から作られるものです。プラセンタ注射によって肌の再生が促進され、エラスチンやコラーゲンが産生されやすくなります。その結果、美容、美肌、シワの改善、肉体疲労の回復、若返りなどの効果が期待できます。

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シワができにくくする
方法は?

ホームケアでは深いシワを100%消すことは困難です。しかし、日頃からケアを継続することや生活習慣を見直すことで、進行を防ぐことは可能ですので、日々の生活習慣を改善することをお勧めします。

紫外線対策

紫外線を長時間浴びるとコラーゲンやエラスチンの産生量が減り、皮膚のハリがなくなることで深いシワが生じるようになります。そのため、紫外線対策を日々意識することが重要です。紫外線は窓ガラスを通り抜ける特徴もあるため、室内でも日焼け止めを塗るなど対策することをお勧めします。

スキンケア

ちりめんジワや小ジワと同じく、深いシワができないようにするために乾燥対策が必要です。保湿力に優れたスキンケアアイテムを使う、室温に注意するなど、日常生活でも乾燥を防げるように意識しましょう。また、睡眠不足やストレスも肌の乾燥を招くため、注意が必要です。

運動・マッサージ

適度な運動によって、皮下脂肪の増加や筋力低下が原因となるたるみを防ぐことが可能です。日頃頻繁には使わない口元をなるべく動かすようにするなど、無理のない範囲で実践してみましょう。また、マッサージによって血行が良くなるため、肌の健康状態も向上します。なお、力を入れすぎると肌に負担がかかりますので、お気を付けください。

食べ物の工夫

コラーゲン、ビタミンC、タンパク質、鉄分の摂取によって、深いシワの改善が期待できます。こうした栄養素が豊富に含まれる食品を意識して摂取することで、健やかな肌を保ちましょう。

  • 【コラーゲン】鶏皮、手羽先、牛筋、すっぽん、フカヒレ など
  • 【ビタミンC】レモン、ブロッコリー、アセロラ、キウイフルーツ、ゆず など
  • 【タンパク質】魚介類、肉類、乳製品、たまご、お米、豆類 など
  • 【鉄分】あさり、ひじき、がんもどき、鶏レバー、豚レバー など